ヨガはリラクゼーション効果でがん治療の副作用を軽減するとも言われており、乳がんを経験した女性にも人気です。しかし、お胸を再建していない場合はブラトップやスポーツブラの左右差が生まれるので、パッドで調整することもあります。この記事では、ヌーブラの人工乳房、乳がんパッドをヨガで使うメリットとデメリットを解説していきます。

乳がん経験者はヨガでブレストケアヌーブラを使ってる!?

ブレストケアヌーブラをご購入いただいた方や、プライベートサロンのご利用者様にアンケートで商品の用途を尋ねると、「ヨガで使いたい」という回答を得られることがあります。元々、当社のヌーブラもヨガで使われることがあり、ヨガウェア姿を綺麗に見せたい女性をサポートしていました。ブレストケアヌーブラは乳がんで乳房を摘出した方のために開発した商品なので、いくつかの注意点を守ればヨガでも問題なく使うことができますよ。

ヨガで乳がんパッドや人工乳房を装着するメリット・デメリット

乳房再建していない場合は患側のブラジャーのカップの形が潰れやすくなってしまいます。ヨガウェアやTシャツなどを着たときに不自然なシルエットに見えてしまうことが気になってしまう方も多いようです。人工乳房をヨガのときも使いたい方の中には、自分のためだけでなく、一緒にヨガをする人がそれを見てびっくりしてしまわないようにしたいと思っている方もいます。

ヨガ×ブレストケアヌーブラのメリット

人工乳房を着けてヨガをするときのメリットを、ブレストケアヌーブラの機能にあわせて解説します。ブレストケアヌーブラは、お胸に直接貼り付けるので次のようなメリットがあります。

• ブラジャー、ヨガウェアを自由に選べる
• 人工乳房の装着位置が安定する
• 不自然な左右差のシルエットを軽減する
• 左右の重量バランスが調整される
• 周囲の視線によるストレスを解消する

着用することによりブラジャーの内側にできた隙間を調整し、自然な膨らみを形成することができます。また、左右の重量バランスを補い、見えない負荷を軽減してくれることもメリットです。

商品名	ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップ
サイズ	サイズ3・サイズ5
価格	サイズ3：14,960円（税込）, サイズ5：16,940円（税込）

ヨガ×ブレストケアヌーブラのデメリット

第一の課題はヨガによる発汗で粘着が弱くなることです。粘着シリコンを使った人工乳房や乳がんパッドは汗が粘着面に溜まると剥がれやすくなることがあります。これは粘着シリコンの特性で、解決するのは技術的にもなかなか難しいのです。とはいえ、ホットフラッシュなどで汗が出やすい体質になっている方も多いと思います。シリコン製の人工乳房や乳がんパッドは通気性が悪いので、装着部は特に汗がたまりやすくなる可能性があります。

発汗を気にせず快適に使用するためのポイントについては後ほどご紹介しますので参考にしてみてください。シリコン製品の特性をご理解いただいたうえでご使用ください。

第二の課題は身体を動かすことによるズレや剥がれです。ヨガはポーズのバリエーションが多く、上半身の伸縮やひねりを行う動作がたくさんあります。どれもゆったりとした動きなので、いきなりポロっと剥がれるということはありません。どちらかといえば、身体を動かしているうちに人工乳房の端の方が少しずつ浮いてくるようなイメージです。

ブレストケアヌーブラは、使用するたびに接着剤を付けて固定・着用するものではなく、粘着シリコンをお手入れしながら繰り返し使うものなので、使っているうちに汗や動作で一部が浮いてくる可能性があります。しかし、接着剤を使う人工乳房でも汗や動きで一部が浮いてくることは考えられるので、ブレストケアヌーブラに限ったデメリットとは言えないかもしれません。

関連記事：乳がんパッドの代用になる人工乳房で全摘後も好きな下着を選べる

人工乳房を着けて快適にヨガをするためのポイント

上記のようなデメリットをカバーするためにも、必ずブラジャーを着用しましょう。これが最重要ポイントです。着用するブラジャーは、スポーツブラのようにノンワイヤーで動きやすく、密着してしっかりとお胸をホールドできるものがおすすめです。また、ピタッとしていても圧迫感がないこともポイントです。こうすれば、もし途中で一部が剥がれてきたとしても落ちる心配がなく、快適にヨガを楽しむことができるのではないでしょうか。

汗対策をしながら快適にヨガを楽しむ

ブレストケアヌーブラを使用する場合の汗対策には以下のようなものがあり
ます。ポイントを押さえて快適に楽しみましょう。

• 普段から正しくお手入れしておく（洗い方・保管方法など）
• 正しい付け方を守る（着用前の準備、ブラ併用など）
• スポーツブラを着用
• ヌーピットを使う（汗吸収用）
• こまめに汗を拭き取る

商品名	ヌーブラソープ
容量	100ml
価格	1,650円（税込）

商品名	ヌーピット
枚数	2枚（1ペア）
価格	352円（税込）

その他、汗に悩まない程度の快適な室温にすることもおすすめです。

乳がんパッドとして割り切って使う

多量の発汗が想定される場合、あえて粘着の持続を期待せずに剥がれる前提で使用するのも工夫の一つです。もし途中で剥がれたとしても、密着したブラジャーなら落ちる心配はなく、乳がんパッドとしての役割は果たせます。ヌーブラは汗で粘着が無くなっても洗って乾かすと復活するので、繰り返し使用することができます。高温多湿の環境で汗をかくのが前提のホットヨガなどではこういう使い方も検討してみてください。

関連記事：人工乳房・乳がんパッドのおすすめを解説

洗い替えを用意しておく

ヨガのあとはブレストケアヌーブラが剥がれやすくなっているはずです。常に着けた状態にしておきたい場合は、交換用にもう一つ準備しておきましょう。ヨガのあと、シャワーや汗拭きシートなどで身体の汗や汚れを落としてから交換用のブレストケアヌーブラに貼り換えます。慣れれば簡単に付けることができるので、着替えと同じタイミングで交換することも可能です。

着替えで交換するときの注意点

着替えのときに行っている普段のボディケアがヌーブラの粘着力を劣化させる原因になるかもしれません。公式で案内している通り、粘着面は特に保湿成分（油脂）に弱いので注意が必要です。ボディミルクなどの保湿アイテムはもちろん、保湿成分を含むボディーシートもあるかもしれませんので、使用するボディケアアイテムの選択を間違えないようにしましょう。保湿成分が粘着面に触れると粘着力が失われて2度と戻らなくなってしまいます。

ここまでは人工乳房を着けてヨガをするときのコツを解説してきました。最後に、ヨガをするときの服装について簡単に紹介します。

ヨガウェアを選ぶときのひと工夫

人工乳房を装着すれば、お胸を再建したときとほぼ変わらないバストのシルエットを形作れるので、ブラジャーや洋服を自由に選べるようになります。ヨガをする場所によって適切な服装を、TPOに合わせて選んでください。

どんな服装でヨガをする人が多い？

服装については、どこで実施するのかを多少考慮するくらいであまり細かいことを気にする必要はありません。乳がんであるかどうかもさほど関係ありません。例えば、自宅ではTシャツなどのラフなスタイルが多く、スタジオではヨガウェア、野外ではパーカーなども人気です。基本的には動きやすければ何でもよいのでTPOに合わせて自由に選んでください。ホールド力があって快適なものであればブラも自由に選べますので、お好みのものを着けていきましょう。

ヨガでヌーブラを使う方が増加中

ヨガ人気の高まりとともに、ヨガでもヌーブラを使用する方が増えてきました。使い方は人それぞれ。ブラジャーとしてヌーブラだけを着用する方が多いですが、ブラジャーの中に仕込む方もいるみたいですよ。

特に、ヨガ講師さんのような人に見られるお仕事をしている方は、よりボディラインを綺麗に見せるためにヌーブラの着用をおすすめします。ヨガスタジオやオンライン講座などヨガ講師の活躍の場は増えているので、魅力をアップさせる効果的な使い方を見つけていただきたいです。ヌーブラは人に見られるお仕事をしている人にとってとても効果的なアイテムです。ヨガだけでなく、ダンサーさんやモデルさん、テーマパークのキャストの衣装など、色々な場面で使われています。ヌーブラ公式オンラインショップで取り扱っている商品の中からおすすめのヌーブラをピックアップしておきます。

商品名	ヌーブラ・シームレス イージーフィット
サイズ	A・B・C・D・E
価格	7,975円（税込）

商品名	ヌーブラ・シームレス パテッド
サイズ	フリーサイズ
価格	7,975円（税込）

商品名	ヌーブラ・ブリーズ
サイズ	A・B・C・D・E
価格	7,975円（税込）

商品名	ヌーブラ・ビーチ モア
サイズ	フリーサイズ
価格	6,590円（税込）

ヨガは、フィジカル、メンタルともにリラックスすることが重要です。余計な不安を取り除き、できる限りリラックスした状態でヨガに取り組むためにも、ここで紹介したポイントを参考にしてください。

#ヨガ #ブレストケアヌーブラ #ヌーブラ #乳がん