乳がん全摘のパッドがずれる問題を乳がん専用ヌーブラで解決
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乳がんで全摘手術をすると、お胸の左右差によりブラジャーがずれやすくなります。左右差を埋めるためや傷口保護のために乳がんパッドを使いますが、固定されていないパッドはブラジャーの中でずれてしまい不快感の原因に。
乳がん全摘パッドがずれる不快さを解決するのがブレストケアヌーブラの『ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップ』です。
ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップの特徴
株式会社ヌーブラジャパンの新ブランド、ブレストケアヌーブラは乳がん専用のヌーブラです。「乳がん全摘手術後も好きなブラジャーを着けることができる」を実現します。
『ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップ』は、ぴったりフィットして全摘後のお胸に膨らみを作り、人工乳房のように使うことができる商品です。当商品を着用すると全摘後のお胸の左右差が軽減されるため、乳がん術後に直面するブラジャー選びの悩みを解決しやすくなります。
乳がん全摘パッドがずれる不快感を解決する方法
乳房全摘後、好きなブラを選べなくなっていませんか?
乳がん手術後は、締め付けがない前開きタイプのブラジャーが推奨されるため、多くの方が乳がん専用ブラや、ノンワイヤーブラを選んでいます。ですが、ブレストケアヌーブラの商品を使えば、乳がん手術を受ける前と同じように好きなブラジャーを選べるかもしれません!
ブラ選びに不自由さを感じている方に特におすすめです。
ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップのメリット
ブレストケアヌーブラの商品は、人工乳房製造のノウハウをもとにしたヌーブラの良さと乳がんパッドの手軽さを併せ持っています。まさにヌーブラでしか実現し得ない新感覚のアイテムです。
ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップの主なメリットを5つ挙げてみます。
- 安全な医療用シリコンを使用
- 自然に馴染むカラー
- 極限の柔らかさを目指した弾力感
- 手軽に左右差を軽減できる
- オーダーメイドに比べて安い
医療にも使用されるシリコンを使った粘着面で安全
ヌーブラと同じく、医療でも使用される高品質の粘着シリコンを使用しています。しっかりと貼り付けてしまえばパッドのようにずれたり落下したりすることはありません。粘着面のシリコンはパッチテストなど数々の品質検査をクリアしているので、術後しばらくのデリケートな期間を過ぎれば安心してご着用いただけます。
ヌーブラの粘着力は持続するため、ケアアイテムでお手入れすれば繰り返し使用できます。
お肌に近い色で馴染みやすい
綿素材やウレタンのパッドとは違い、ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップは肌に馴染みやすいヌードカラーです。お胸に膨らみを作るだけでなく、傷口を隠すことにもなるので、自分の胸を見ることが苦痛になってしまった方のメンタルケアとしても活用の場面がありそうです。
シリコンの弾力が自然な動きを作る
当商品はシリコンヌーブラの利点を活かした弾力があり、とても柔らかく仕上げています。
お胸の弾力はサイズや年齢、出産歴など様々な要因で変わるため、個人差が大きいところです。オーダーメイド製品ではないので、完全にお一人お一人に合わせたものにすることはできませんが多くの方に使っていただけるようにしています。
簡単に胸の左右差を軽減できる
オーダーメイドではないので、左右差を完全に是正することはできません。でも、お胸に直接貼りつけられるので、着用時はまるで自分の身体の一部となったかのように感じられます。体型に合わせて2つのサイズから選び、更に不足部分にパッドやヌーブラを使えば左右差を調整できます。
関連記事→乳がんパッドの選び方と種類ごとのメリットデメリットを解説
オーダーメイドに比べて安い
ブレストケアヌーブラは、安全性が高く、繰り返し使用できるものでありながら、1万~2万円程度のお手頃な価格です。オーダーメイドではないけれど、それほどハードルが高くない商品としておすすめです。
シリコンの乳がんパッドは値段と品質がピンキリです。詰める、貼りつける、膨らませるなどメーカーさんにより色んな種類がありますが、安いものは500円程度、良いものは5万円以上、オーダーメイドなら10万円から30万円といった価格帯ですね。ぜひ、当商品と比較検討してみてください。
関連記事→ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップの特徴まとめ動画
ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップのデメリット
メリットだけでなく、デメリットが存在するのは既製品としては仕方ないところ。モニターテストを実施したことで見えてきた当商品のデメリットは、「フルオーダーメイドではない」という点に尽きます。
術後のお胸の形は人それぞれで違います
乳がん手術を経験した方は年々増えていますが、術後のお胸の状態は誰もが同じではありません。オーダーメイドのように個々に適合する形にすることはできませんが、切除によるお悩みの一定部分をカバーすることに繋げられると考えています。今後の商品開発、改良で対応できる範囲が増えていく予定です。
サロンのフィッティング体験でデメリットをカバーできます
当商品はヌーブラのように単体で使用することを前提にしていないので、別途ブラジャーやブラキャミを着用してください。もし着用に不安がある場合には、ブレストケアヌーブラプライベートサロンをご利用ください。サロンでは、専門スタッフがお客様のお胸の状態に合わせてフィッティングをサポートします。
全摘後に乳がんパッドがずれる原因と対策
全摘用の乳がんパッドがずれないようにするには、ブラジャー選び、パッド選びでの工夫が大切です。
一般的に、乳がんパッドがずれる原因は大きく3つ。
- ブラのサイズが合っていない
- パッドを固定できていない
- パッドが軽すぎる
綿やウレタン素材の軽量なパッドはブラの中で動きやすいため、よくずれてしまいます。パッドはある程度の重さがある方がずれにくく身体のバランスもとりやすいので、選ぶときは重量もチェックしておきましょう。
パッドがずれる原因を踏まえ、術後の経過期間、カップサイズを基に選べば「乳がんパッドがずれる問題」も解決しやすくなります。
術後の経過期間で乳がんパッドを使い分ける
手術後間もない頃から粘着タイプの乳がんパッドを使用するのはおすすめできません。傷口に負担をかけないように術後の経過期間・状態に合わせて素材や着用方法を使い分けてください。
経過 | おすすめパッド |
---|---|
手術直後 | 肌に優しく負担の少ない綿素材のパッド |
2か月から半年 | 綿素材の軽量パッド |
半年~1年以降 | オーダーメイドや粘着型のパッド |
状態には個人差があります。全ての方に当てはまるわけではありませんので、お肌の状態に合わせてご検討ください。
重みのあるパッドでずれにくくする
シリコンパッドなら大きさや感触、重さを自分のバストに近付けることができます。ずれ防止だけでなく左右のバランスを調整するためにも効果的。パッドポケット付きのブラと合わせて使用すれば安定感も増しますね。
ご自身のお胸のサイズ、左右の重量感が整えられればブラジャーのずれ改善にも繋がります。
術後のサイズに合った下着を使う
乳がん術後は体型の変化にともないアンダーバストのサイズが変わりがちです。今まで使っていたブラジャーが合わなくなっているかもしれませんので、状態が落ち着いた頃に下着ショップなどで改めてサイズを測り直すのがおすすめです。
ブラがフィットしている方がパッドも安定します。気になる方は一度フィッティングに行ってみましょう。
関連記事→【サロンで試着可能】貼り付ける乳癌全摘パッドのおすすめを解説
実際の乳がん全摘パッド使用者によるパッド選びのコツ
用途や好みもありますが、傷口への影響が心配なときは綿素材やウレタン素材のパッドがおすすめ。術後半年以上が経過し、状態が安定している方はシリコンタイプや粘着タイプも使えます。
既に全摘パッドを利用している方の声をいくつか集めたので、こちらも参考にしてみてください。
- いかにバレないようなアイテムを選ぶか
- 安価で質の良いものを探した
- 口コミがサイズ感の参考になった
- 重さがあった方がバランスがとれる
- 重い方がズレにくい
- パッドつけた方が外出するのが楽しい
ブレストケアヌーブラの発売で、人工乳房に近い使い方ができるアイテムが増えました。これまで人工乳房に手が届かなかった方や、好みのシリコンタイプ乳がんパッドに出会っていない方はこの機会に『ブレストケアヌーブラ・ウォータードロップ』を検討してみませんか?
パッドとは違う新感覚の体験になるはずです。
#乳がん
フレキシブルにフィットする柔らかい人工乳房
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