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胸の左右非対称は乳がん?自己診断で乳がんとの違いを見分ける方法

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胸の左右非対称は乳がん?自己診断で乳がんとの違いを見分ける方法

左右で胸の見た目が違うと、乳がんではないか?と不安に駆られます。

胸の左右非対称は乳がんの症状として挙げられることがあるため、「もしかして乳がんでは?」と連想してしまう人も多いようです。でも、左右非対称の原因は乳がんだけではないので、自己診断は慎重にしなければなりません。

この記事では、胸の左右非対称について説明していきます。

左右の胸の違い、実は乳がんのサインかも?

乳房は手足の長さや筋肉の付き方と同じように、左右それぞれ独立して形や大きさが変化します。したがって、左右非対称の方が自然であり、完全に左右対称の方がまれです。

胸の左右非対称が気になり始めると、「自分は乳がんなのでは?」「病気の可能性は?」と不安になりますが、乳がんを疑うときは見た目だけでなく他の症状も併せてセルフチェックをする必要があります。

左右の胸が違う?もしかして乳がん?

乳房の急な変化や、極端な左右差がある場合、乳房内に炎症や腫瘍が隠れていることがあると言われています。乳がんだけでなく、乳腺症、乳腺炎、うっ滞性乳腺炎などの可能性もあるようです。また、漏斗胸(ろうときょう)のように、骨格が原因の場合があるので一概に左右差や左右非対称が乳がんということにはなりません。

乳がん以外にも?左右非対称の原因と見分け方

左右非対称になる原因はいくつか挙げられます。私たち個人の生活環境や習慣によるものが多いので、とりあえず健康体ではあるけれど何とか改善したいという方は、以下のような点に心当たりがないか考えてみると良いかもしれません。

  • 筋肉の付き方の違いによるもの
  • 骨格の歪みによるもの
  • 出産や授乳によるもの
  • 病気によるもの
  • ダイエットによるもの

筋肉の付き方の違いで胸が左右非対称になる

日常的に使うことが多い利き手側は、毎日の積み重ねで筋肉の付き方にも変化が生まれています。特に、運動量が多い方はよく使う側の筋肉が発達しやすいので大きさや形に違いが出る傾向があります。

骨格の歪みで左右非対称になる

胸の形は土台となる骨格も影響しています。前傾や猫背など、悪い姿勢を長期間続けていませんか?身体が歪むと血流やリンパの流れが滞り、成長バランスが崩れてしまいます。胸はホルモンの影響を受けやすいのでバランスが崩れるとハリが失われたり、下垂の原因にもなります。

出産や授乳で左右非対称になる

出産と授乳は女性のバストが型崩れする大きな原因です。よくある例として、授乳がどちらか一方の胸に偏った場合、左右のバランスが崩れやすくなります。また、乳腺炎も左右非対称の原因になるので、マッサージなどで予防したり、発症した場合は治療が必要です。授乳で生じた左右非対称は卒乳後に自然と戻ることが多いので過度な心配は不要です。

乳がんと間違われやすい病気で左右非対称になる

セルフチェックの触診や、見た目でわかる乳房のしこりが見つかると乳がんを疑って不安になります。しこりの80~90%は良性と言われていますが、自己判断は危険なので早い段階で専門医で診てもらう方が良いでしょう。調べたところ、しこりを伴う病気は乳腺症、乳腺線維腺腫、葉状腫瘍、乳管内乳頭腫、嚢胞など乳がん以外のものも多いようです。

ダイエットや筋トレで胸が左右非対称になる

ダイエットや筋トレで胸の形が変わることがあります。一般的に、ダイエットで胸の脂肪が落ちるとサイズは小さくなり、筋トレで大胸筋が膨らむと胸も大きく見えるようになります。左右対称を目指す場合、過度なダイエットを避けて適度なバランスを保つことが大切です。

胸の左右非対称を見つけたら?乳がんになりやすい人の特徴

胸が左右非対称でも乳がんと判断できるわけではありません。最終的には専門医で受診することが一番ですが、事前に確認する場合は「乳がんになりやすい人の特徴」も確認しておくと良いのではないでしょうか。

乳がんになりやすい人の特徴6選

乳がんになりやすい人の特徴というものが知られています。一般的にリスクが高いと考えられているのは次のような人です。

  • 初潮年齢が早い
  • 閉経が遅い
  • 初産年齢が高い
  • 出産歴がない、授乳歴がない
  • 血縁者に乳がんになった人がいる
  • 肥満、飲酒、喫煙、運動不足といった生活習慣

血縁や生活習慣、出産歴などが影響しているようですが、「該当の有無≠乳がんの有無」なので、参考程度にご確認ください。

乳がんが発生しやすいのは乳房のどこの部分?

乳がんは、乳房の外側上部に発生しやすいとされています。

乳房外側上部は、1と8の部分が該当します。

ただ、セルフチェックで気付くことができるのは2cm以上になってからのことが多いようです。乳がんのしこりが2cmになるまでに8年程度経過している可能性があるので、早期発見には定期健診がかなり重要なことがわかります。

左右非対称を見つける簡単な乳がんセルフチェック

乳がん患者さんの半数は自分で乳房の変化を見つけたことがきっかけで乳がんを発見しています。それぐらい、セルフチェックは大切。胸のしこり・ひきつれ、乳頭や乳輪の陥没などが左右非対称と同時に発生していないかを簡易的な自己観察で定期的に確認してみましょう。

不安があるとセルフチェックの頻度が増える傾向にありますが、頻度が多すぎると逆に変化に気付きにくくなるので注意が必要です。気になることがあれば、早めの受診をおすすめします。

乳がんセルフチェックの頻度

理想的な乳がんセルフチェックの頻度は月1回とされています。月経があると乳房が張りやすいので、その時期を避けるのがポイントです。おすすめの実施目安はこちら。

状態実施時期
閉経前月経終了後約1週間~10日間のうちに行う。
閉経後日にちを決めて毎月1回行う。

簡単なセルフチェックの方法

セルフチェックを行うためには、普段から自分の乳房の大きさや形、感触を把握しておく必要があります。普段から入浴時や着替えのときに確認するのがおすすめです。

乳がんは表面に近いところにできやすいので、自分で見たり触ったりして観察すると気付くことができる可能性があります。

手順方法確認事項
1鏡の前に立ち胸全体を確認する色や形の変化、乳頭や乳輪の陥没やただれなどがないか
2腕を挙げて脇を開け、指で乳房から脇にかけて軽くなでるように確認する左右非対称のしこりやひきつれがないか(※脇の下もチェック)
3乳頭の根元をつまんで分泌物の有無を確認する血が混じった分泌物が出ないか

乳がんセルフチェックの注意点

乳がんのセルフチェックは簡単に試せますが、いくつか注意点があります。月経直後を避けること、自己診断だけで異常を判断せずに気になることがあれば早めに受診することが重要です。

  • 月経終了直後の乳房が張っていない時期を避けて行う
  • 脇の下までチェックする
  • 触診時に掴むようにすると乳腺を掴んでしまい、しこりと勘違いしやすい
  • しこりのないタイプの乳がんもある
  • 最低でも2年に1度は乳がん検診を受ける

胸の左右非対称は、単純に形や大きさの左右差ではなくしこりの有無などで比較していきます。しこりが現れない乳がんもあるので、セルフチェックに頼り過ぎず、定期的に乳がん検診を受けて早期発見・早期治療に繋げましょう。

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カテゴリ:人工乳房

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この記事を書いた人

ブレストケアヌーブラ 運営係 AKEMI

ブレストケアヌーブラの企画販売を担当するアケミです。ブレストケアヌーブラのことはもちろん、乳がん手術を経験した方がポジティブになれる情報をお届けします。

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